オペアンプ
オペアンプ(Operational Amplifier、演算増幅器)とは、微弱な電気信号を増幅することができる集積回路(IC)のことです。
オペアンプの働き(機能)には、大まかに次のような例があります。
増幅:入力された信号を大きく増幅することができます。
フィルタリング:入力信号からノイズを除去することができます。
信号変換:電流や周波数の変化を電圧の変化に変換することができます。
信号処理:信号の合成や微分、積分などができます。
発振:いろいろな波形の信号を繰り返し生成することができます。
オペアンプは、アナログ回路あるいはデジタル/アナログ混在回路のなかで最も基本的な構成要素の一つといえます。装置や機器の中で、CPUなどによりデジタル処理される部分が多くなっても、入力される信号が微小なアナログ信号ならオペアンプが使用される場合がほとんどです。